社長の家づくり③

社長のおうちができるまで

  

先日、第三回目となる勉強会❝「住まい」と「お金」の講座❞~返し方編~を開催しました。今回もたくさんのご参加ありがとうございます。

今回の勉強会もファイナンシャルプランナーの大石先生に来ていただきました。

  

住宅ローン、、、お家を建てる上で一番気になるところではないでしょうか?

住宅ローンにも様々な種類があるのはご存じですか?

住宅ローンの金利は大きく分けると「固定金利型」と「変動金利型」と大きく2つに分けることができます。

「固定金利型」とは代表的なものに❝フラット35❞という住宅ローンがあります。

どこかで一度は聞いたことがある方が多いのではないでしょうか?

言葉通り、金利と返済額が完済まで変わらない住宅ローンになります。月々の家計への負担額は一定なので家計管理はしやすくなりそうですね。金利としては大体1%~のものが多い印象です。

「変動金利型」とは例えば、金利は半年毎に見直し+ただし返済額は5年もしくは10年固定といった条件が付き、5年ごともしくは10年ごとと、数年ごとに月々の返済額が変動する住宅ローンです。金利としては金利優遇(金利の割引のようなもの)があるため0.4%~と「固定金利型」と比べると金利は安くなります。

「変動金利」は一定期間ごとに見直しとなるため、もし世の中の金利が上がってくると負担額が増える可能性はあります。

ただ、急に世の中の金利が上がって、急に月々の負担額が増えてしまうと返済が大変になってしまいますよね。そんな時のために特約として急に金利が上昇した場合も「前の返済額より+1.25%までとする」といった条件がある住宅ローンもあります。

そういった特約が付いているのか、もしくはついていないのか、知っておく必要がありそうです。

だた落とし穴として、「例:金利が上昇しても返済額は前の返済額より+1.25%までとする」というような特約がある場合❝未払い利息❞の問題が生じる事があります。

例えば、世の中の金利が3%上昇したとしましょう。でも特約のおかげで月々の返済額は+1.25%の金額で済みます。

  

❝良かった!世の中の金利は高いけど、差額分の金利を払わなくて済んだ!ラッキー!!❞、、、、

とはなりません。

例えば、30年ローンとして組んでいたとします。世の中の金利が上昇した場合、払わずに済んだ差額分は30年たったとしても、完済するまで返済期間が延ばされることもあると念頭に置いておく必要があります。

 

それぞれのローンにメリット、デメリットがありますね。銀行へいって金利が安いからといって勧められるがままに契約するのは危険です。

いくつか、最低でも3つほどは検討し、自分や家族にとって最適なローンを選ぶことが大切ですね!

 

では、最適なローンとは???

 

まず資金計画で絶対にやってはいけないこと

第一に❝借りすぎないこと!❞もうこれは当たり前といえば当たり前です。

せっかくのマイホームを手に入れても、月々の返済に追われ、返済できない事態になった時にマイホームを手放さなければならない、、、なんてことになれば本末転倒です。

 

第二に、「借りられる額」≠「返せる額」ではない。「返し続けられる額」のローンを組むこと。

「返し続けられ額」を把握するためには「自分予算」の把握、家族のライフプラン計画が必要になりますね。今は月々この金額を払えるけど、子供が大学に行くときにはこのままの金額で大丈夫なのか?それとも、学費負担が増えるまでは月々の返済金額を増やして、その後は減らすのか。

「自分予算」やライフプラン計画に関しては第一回目、第二回目の勉強会の復習になるので、詳しく知りたい方は過去のブログを見てみてくださいね。

  

第三に、金利の安さだけで判断しないこと。先ほど書いたように、未払い利息の問題が生じるリスク、金利が安いのは契約して5年だけなど、様々な条件があるものがあるのでその点も把握した上で選ぶことが大切です。

  

この三点を把握し、自分や家族にぴったりのローンを選べるといいですね!

  

今回は3回にわたって勉強会を開催しましたが、好評だったため来年も開催したいと思います!

また詳細決まり次第、HPにてご案内させていただきますね

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